私だったり、私じゃなかったり。

フィクションもノンフィクションも。

六、

 

 

数年ぶりに母校の小学校へ。

 

 

 

ひとつひとつが懐かしくて、

思い出が頭の中を駆け巡っていた。

 

 

 

 

どんな場所にも、

あの頃自分たちが過ごした日々が隠れていて。

自分の過去に触れたような気持ちになった。

 

 

 

 

 

6年間共に過ごしたいクラスメイトは、

たったの20名ほどだったけれど、

今でも連絡を取り合うのは4人くらい。

 

 

 

あんなにも長い時間を共に過ごしても

今どこで何をしているのかすら、

知らないクラスメイトがほとんどで。

 

 

 

 

 

だけどそれでも、

みんなここにいたことを思い出した。

 

 

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変わっていく日々の中に、

変わらないものも確かにあって。

 

 

 

 

自分がここに居たことを、

みんながここに居たことを、

その場所が教えてくれた。